100年時代を生きるサラリーマンのための資産防衛ブログ

あるサラリーマンが考える投資、節税、節約、生き方など

サラリーマンの非課税収入

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皆さん、大変ご無沙汰しております。260日ぶりの記事投稿になります。いやー、継続することの難しさを思い知らされました(笑)毎日投稿されるブロガーの方は本当にすごいですね。ところで記事数本で投稿が止まったこの弱小ブログになんと3名の方に読者登録をいただいているようです。ありがとうございます。本日は久々に記事を投稿したいと思います。

さて、先日会社から昨年分の源泉徴収票を貰いました。サラリーマンの皆さんも同様に会社から受領されたのではないかと思います。そこには項目ごとにさまざまな金額が記載されていますが、最初に「支払金額」という部分があります。これが会社からの1年間の給与収入の合計額、即ち「年収」になります。

皆さんの中には交際、結婚のタイミングでパートナーから年収はどれくらいなのかとそれとなく聞かれたことはありませんか?私はあります(泣)

そんなパートナー以外にも年収を重視している業界が存在します。例えば、クレジットカード会社や銀行といった金融サービス業です。年収を自己申告したり、源泉徴収票を提出することでカード会社や銀行はその人の返済能力を審査し、ショッピング枠や住宅ローンの借入可能額を決めます。これを与信行為と言います。このように年収はその人の稼ぐ実力、そして与信行為をも左右する要素として世間では広く認知されています。

ところで、年収に含まれない収入が存在していることを皆さんはご存知でしょうか?それは何かというと‥「非課税収入」です。源泉徴収票はその名前の通り、会社が皆さんから所得税源泉徴収するための課税収入しか記載していないのです。では、この非課税収入とは具体的にどのようなものかというと、例えば「出張旅費」「日当」がそれにあたります。

出張旅費は目的地までの出張に要する交通費、宿泊費になりますが、会社によってはこの費用を実費精算ではなく「渡し切り」という方式を採用しているところがあります。例えば宿泊費1泊15,000円(日当含む)を支給と規定されている場合、どこのホテルを利用しようともこの金額が支給されます。仮に3,000円の安宿を利用すれば12,000円が手元に残ります。交通費も新幹線の利用区間ごとの定額支給となっており、エクスプレス予約などの割引を活用すれば差額は自分のものです。

出張族だと年間100日も出張することはざらですが、上記に当てはめると約150万円になります。これは本当に美味しいです。なぜならば非課税だから。年収600万円のAさんと年収450万円+非課税収入150万円のBさんを比較すると、同じように見えますが税金分Bさんの方がリッチです。

ですから、パートナーに年収を聞かれたら非課税年収も考慮して回答しましょう(笑)一方で非課税収入による金融サービス業の与信行為の配慮は期待できませんのであしからず。

今日はここまで。