100年時代を生きるサラリーマンのための資産防衛ブログ

あるサラリーマンが考える投資、節税、節約、生き方など

明治安田生命の「じぶんの積立」は単なる保険にあらず、国債並みの手堅い金融商品!

突然ですが、作家の橘玲(たちばなあきら)さんの本が大好きです。投資や人生観をテーマに数多く執筆をされていますが、中でも当ブログがぜひオススメしたいのが『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』です。

橘さんはこの本の中で黄金の羽根を「制度の歪みから構造的に発生する”幸運”」と定義し、社会に存在するさまざまな黄金の羽根について実例を挙げて紹介されています。

このブログでは前回、ヤマダ電機株主優待券を金券ショップで換金することで配当との合計利回り10%を実現する方法を紹介しましたが、これも黄金の羽根の一つと言えるのではないでしょうか。

tmismy.hatenablog.com

今回はもう一つ黄金の羽根を紹介したいと思います。

明治安田生命「じぶんの積立」を活用するとローリスクで年数%のリターンを得ることができます。なぜこのようなことができるのでしょうか?この保険には面白い特徴があります。解約時の返戻率100%以上という点です。つまり、いつ解約しても元本は保証されるということです。

しかも、生命保険なので生命保険料控除の対象となっています。ここで生命保険料控除額計算式を見てみましょう。

■生命保険料控除額計算式

所得税

年間正味払込保険料 控除される金額
25,000円以下 全額
25,000円超 50,000円以下 (年間正味払込保険料×1/2)+12,500円
50,000円超 100,000円以下 (年間正味払込保険料×1/4)+25,000円
100,000円超 一律 50,000円

住民税

年間正味払込保険料 控除される金額
15,000円以下 全額
15,000円超 40,000円以下 (年間正味払込保険料×1/2)+7,500円
40,000円超 70,000円以下 (年間正味払込保険料×1/4)+17,500円
70,000円超 一律 35,000円

例えば、年収400万円のサラリーマンが生命保険はこの保険にのみ加入、年間保険料120,000円(月10,000円✕12回)とすると、年末調整もしくは確定申告によって以下のような税還付の恩恵を受けることができます。これは5%のリターンを得ることと同じです。

所得税控除額50,000円✕所得税5%=2,500円

・住民税控除額35,000円✕住民税10%=3,500円

・税控除は2,500円+3,500円=合計6,000円

いかがでしょうか?銀行の預金利子が雀の涙ほどしかないこの時代に制度の歪=黄金の羽根を見い出し、うまく立ち回れば大きな利益をもたらしてくれるのです。次回以降も機会があればぜひこのようなネタを紹介をしたいと思います。